新木場駅の看板の修理 --- 2005年9月15日



 右の写真は2000年12月に写したものです。
修理前は上の方に取り付けてありました。駅の開業は1988年で有楽町線が6月、JR京葉線が12月、臨海線が1996年の3月です。看板はいつ取り付けられたのかは覚えがありませんが、JRの駅の開業後じきに取り付けたような気がします。ですので、この時点で10年以上は経っています。
 素材はケヤキ。長さは5メートル位。厚みは21cm。かなり重たそうです。当時、新木場の製材工場の一角でコツコツ彫刻していたのを見てました。さすがに雨ざらしだと痛みが早いですね。干割れでぴりぴり割れています。

 新木場商工組合から8月20日(土)に「駅の看板の修理が終わり、取り付けるので時間があったら見に来て下さい。NHKの取材もありますから。」とFAXが入りました。下左の写真は取り付け工事。クレーン(ユニック)で釣り上げ取り付け位置を決めている処。下右は位置決めした後、降ろして、補修。1時間位で作業が終わるのかと思って見に来たんだけど、ムリ。今日1日じゃ終わりそうもないので、帰りました。

新木場 吉田商店


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のうがき
材木は曲がる反るクサル。生き物だったから。
コピーペーストできない。同じ物がないから。
ダカラ ヲモシロイ。
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 月曜日:まだまだ。水曜日:屋根が架かってる。ブルーシートがぐるぐる巻き。金曜日:台風。いつお披露目なのかな?
 8月30日にNHKの首都圏ネットワークで放送されました。番組内では「ヒノキ」って言ってましたが、間違いなく「ケヤキ」です。
 下の写真の状態でずっと放置。同業者の材木問屋に聞いたところ、9月13日にお披露目だとか。。。

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ピカピカにお化粧なおし。
文字も黒く塗り直さられ、鏡の様に反射しています。文字のところのシミの様なものは汚れではありません。光が反射しているのです。
キズを取るために、厚さも21cmから15cmと薄くなってしまいましたが重量感がありますね。ただ駅前の広場の為、大きな材料でも小さく見えてしまいます。

駅前広場には他にもオブジェがあります。
左の写真は駅の出口のすぐ正面にあるトーテムポール。
右の写真はトーテムポールの先にある石のオブジェ。大工さんや材木屋が木を製材したり、刻んだりする時に使う「墨つぼ」をモチーフにしたものです。

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駅前のバスターミナルの奥には芝生の広場があり桜の木がたくさん植えてあります。4月にはピンク色に染まり、お昼時にはお弁当を広げに周りの会社からたくさん人が集まってきます。


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