なぜだか最近DIYでトラックの荷台の修理をするお客さんからの注文が多い。 ご自分で荷台の床板を張り替えるのだけど、重機を運搬する運送屋さんとか平ボディーのトラックでも台数の多い運送屋さんでは、工具や鋸などを会社で揃えてよくご自分で荷台の板を張り替えていてらっしゃいます。 だから個人で床板の張り替えをする事はDIYを趣味でされている方の様に工具がないと敷居が高いと思っていたのですが・・・
アピトンの床材を取りに来たお客さんが 「自分じゃ上手に出来るかどうか不安だから大工さんに木材を渡して張り替えてもらう」って。 「トラックのディーラーさんに修理の見積を頼んだらびっくりしちゃって、かといって自分でやるなら材料代だけだけど工具を買いそろえたら結構な金額になるし・・・」ということで大工さんに頼んだそうです。大工さんの手間賃の方が工具をすべて買いそろえるより安いし、工具を全て揃えたところでトラックの荷台の張り替えなんかしょっちゅうする事でもないし・・・
そうか その手があったか・・・
うちの商いは問屋へ製品を卸すのが主で、大工さんとの直接取引がないからその発想はありませんでした。そうか、なにからなにまで自分一人でやる必要なんかないし。急がなければ工務店さんへ頼んで手の空いた時にアルバイト感覚でお願いすればいいことだし。 安価に済ませるにはDIYっていう固定観念じゃダメですね。自分の仕事や作業をコーディネートする発想が必要な事を考えました。
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