部屋のカラーをコーディネート
--- 2001年1月26日

 

 私はプロのインテリアコディネーターじゃないので部屋のデザインとかは出来ませんが、部屋の色の使い方で『やる気』に影響がでるそうです。

たとえば、

…赤い光の中では血圧が上がり、青い光の中では下がる。
…赤やオレンジなどの暖色系の色合いの部屋にいると、実際の滞在時間よりも長居したと感じ、青や緑の寒色系の部屋にいると逆に短く感じます。
…同じ重さの箱でも黒い箱は白い箱の1.87倍も重く感じる............等々。

 ところがこうした色の特性についてほとんど理解されていないばかりか、狭い空間の中に雑多な色が混在している事が多いようです。
 状況を『音』で想像すると分かりやすいのですが、耳をつんざく様な強烈な音や不協和音のもとでは美味しい食事や考え事も出来ませんよね。意識はしていなくとも、かなりのストレスだと思います。
 そこで「ストレスを生み出さない部屋づくり」。家の新、改築が絶好の機会です。
 素人でも、けっして難しくありません。東洋大学名誉教授(商品色彩論)の野村順一さんは、「基調色(ベーシックカラー)70%、補助色(サブカラー)25%、強調色(アクセントカラー)5%、という配色ならたいがいうまくいく」と断言しています。

新木場 吉田商店


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のうがき
材木は曲がる反るクサル。生き物だったから。
コピーペーストできない。同じ物がないから。
ダカラ ヲモシロイ。
living

インテリアの色

最高血圧

最低血圧

脈拍

女性(45)

赤い部屋

139

76

78

青い部屋

126

100

81

女性(35)

赤い部屋

114

80

69

青い部屋

108

80

83

washitu

 特に、基調色をベージュや生成り色にするのがおすすめです。筋肉の緊張がとれ、もっとも安らげる色だからです。これに補助色として白を加え、好きな色や季節感を感じさせる色を強調色にします。
 イメージがわきにくかったら和室をイメージして下さい。実はあの配色が最高の色見本なのです。
 落ち着いた色合いを居間などで用いたら、個室では本人が心地よく感じられる色を使ってみると良いと思います。「心地よい色」とは、子供の頃から好きだった色、がんばりたい時に気持ちを鼓舞してくれた色、病気の時に気持ちを癒してくれた色などで す。個室をどういう空間にしたいかで選びます。これで、部屋の「目的」と「色」が一致します。

筋肉弛緩度

反応

ベージュ



弛緩

黄色

緊張
興奮

オレンジ

ちなみに、勉強をはかどらせたいなら寒色系、運動をしたいのなら暖色系が良いでしょう。


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