森林浴は体に悪いのか。そうっだったんだ。
--- 2000年12月7日

 

先日、新聞のコラムに気になる記事があったので紹介しようと思います。

★★★

厚生省がシックハウス対策の為に「室内空気汚染にかかるガイドライン」の策定をしていることは御存じと思う。
 今回のガイドラインはホルムアルデヒドだけで無く、様々な化学物質の量を規制しようと言うものだが、その物質の中に「テルペン」が含まれている。αピネン、βピネン、リモネンなどであるが、これは多くの木材が元々持っている物質であり、いっぽうでは「フィトンチッド」と呼ばれ、健康に良いとされている成分なのである。
 それを有害物質として規制されるとなると、木材をふんだんに使用した、木の香漂う住まいは不健康な家と言う事になってしまう恐れが多分に有るのだ。こんなバカなことがあって良いのか?

林材新聞2000年12月1日  榎戸正人 氏  コラム 「続辛口の酒」より

★★★


 
細かい成分のピネンとかリモネンなんて物は知らないまでもフィトンチッドって言われればなんとなくわかります。
 確かにそれらの成分を数リットル、家中にべたべた塗りたくったら体には?ですが、そんな事する人います?人工的な有機化合物の接着剤と違って自然界にあるものが材木のなかから自然に放散されるものに対して規制するって言うのも・・・。これじゃ材木屋はみんな病人です。いっそうの事、森林浴も「有害物質放散キケン区域」として規制したらどうでしょう?厚生省殿。

新木場 吉田商店


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材木は曲がる反るクサル。生き物だったから。
コピーペーストできない。同じ物がないから。
ダカラ ヲモシロイ。

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