積み木で遊ぼう、積み木をつくろう 
--- 2001年1月3日

 


 小さい子供を持つおとうさんおかあさんなら、子供のおもちゃとして積み木を考えた事はあると思います。驚いたのが、どこから名簿が流れたか分かりませんが幼児教育の業者から電話が掛かって来て、
業者  :「お子さまのお誕生、おめでとうございます。」
かみさん:「?」
業者  :「ところで、お子さまの教育に積み木をもうお持ちですよね。え!?持ってらっしゃらない!それはいけませんねぇ.....」

 なにがいけないのか良く分からないけど積み木ってそんなに重要か?って思いましたけど。で、その業者はほっといておもちゃ屋さんへ行ってみました。そしたらあるんですね、やっぱり。時代の遺物じゃないけど、とっくにすたれてたと思ってた積み木が。おもちゃ屋さんの話ではゲームソフトと比較するのはおかしいけど、お祝なり、なんなりでポツポツ売れるそうです。さすがに子供にねだられる事はないようですけど。 確かにかなりトラディショナルなおもちゃですけど、自分でも小さい時に遊んでた物を自分の子供がまた遊ぶっていうのはなんか嬉しくもあり不思議な感じがしました。
 先の業者が電話で言ってた「創造性がどうのこうの...」って理屈より、作って一気に壊す!っていうのがやっぱり積み木の楽しさだったかな、なんて思いだしてます。そして似たような物は出来ても同じ物が2度と作れませんしね。
 あと、やっぱり天然素材っていうのが安心出来ますね。かじろうが舐めようが有機物が溶け出すような心配はないし、ブロックみたいに小さい破片を飲み込む心配はないし。ただ、放り投げれば危険ですけど。親の方があわてます。

新木場 吉田商店


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のうがき
材木は曲がる反るクサル。生き物だったから。
コピーペーストできない。同じ物がないから。
ダカラ ヲモシロイ。
tumiki1 tumiki2 tumiki3

 長男が1才前後の時に、桧で5cm四方厚み1cmのきれっぱしで自動車や鳥の形に彫刻刀で削った物を持たせたら何処へいくにもにぎってました。歯が生える頃はそれをガジガジかじってましたし、お風呂に浮かべて遊んだり。(そんな切れ端っでも20個も浮かべれば桧風呂!)そんな自分で作った不細工な物でも、子供が喜んで持ってくれるとうれしかったです。

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 ご自分で積み木を作ってみるもの良いかと思います。近所の材木屋さんにいけば材料はなんとかなるとおもいます。
 素材はナラかブナがいいですね。材料を40mm角や40mmφに削ってもらえれば、後は長さをブツブツ切るだけだし、三角に切ったり、ジグソーがあれば面白い形に抜いたり楽しいかもしれません。気を付けなくっちゃいけないのが削りっぱなしだと角がとんがって危険な事です。刃物と同じで怪我をします。大きめに面をとらないと危ないので注意しましょう。市販と違って後から数を足せるので巨大なお城が出来たりと.......。やっぱり一番はお父さんが作った積み木で子供と一緒に遊ぶ。いいと思います!


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