●うちの事務所がテレビのセットに #1砂川啓介編 --- 2001年11月18日
11月6日に、新木場には似合わない、今風のおにいさんが来店しました。
はて?なんだろう?
話を聞けば、テレビで撮影するのに昭和30年代の材木屋の事務所が必要だとか。新木場内を探したけれど、ココしか無かったとの事。うちの事務所はそんなにボロイのか?確かに新木場の中で木造の在来工法での事務所ってないなぁ。うちだけかもしれない。
今から25年も前に、深川、木場、本所地区の材木屋が一斉に新木場へ移転した時、こんな海っぺりに行ったってマトモに商売が成り立つのか?ってみんなが思ってました。ダメだったらまた地元に帰ってくりゃイイヤ。って考えてたから、作った事務所はプレハブや気のきいた店はこぎれいな鉄骨もしくはRC造り。もちろん木造もありましたが、建具まで木製っていうのは少なかったですね。今の時代普通アルミサッシを使いますもの。そうこうする内に新木場の材木屋も少なくなって、今では移転当時の半分以下しか営業をしていません。おのずと古い事務所なんかなくなっちゃいました。
前に、某公共放送がやはり撮影したいと言う事でOKを出したら、なんと2時間もばたばたして仕事どころじゃなかったので、やだな、って思ったのだけど、うちの社長があっさり、いいよ、なんて言っちまった。まぁ、撮影は土曜日ということで休みだからいいかぁ、でも立ち会うのめんどうだなぁ。なんて思ってたら、金曜日の午後7時から撮影したいと連絡が。。。1時間か1時間半で終わるので。。。まぁ乗りかかった船だからと。諦めて。。勝手にしてくれよ。。。
当日の11月9日(金)朝から雨。夕方だんだん強くなってくる。ほんとにやるのかなぁ。仕方なく待つ。。。おい、7時っだってのに連絡がこないぞ?あーー、家に帰って一杯やって寝たいなぁ。などと思いながら待つと電話が。少し遅れます。で、来たのが7時半。でもさすがにプロですね。10分位でてきぱきと準備して撮影開始。
|