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新木場 吉田商店

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当店概要

吉田商店は昭和7年11月3日に吉田松兵衛が創業した材木問屋です。

 初代松兵衛の父菊松は、東京木場にあった佐藤製材所創業者の佐藤徳二郎氏と従兄弟にあたる関係で松兵衛は佐藤製材所に入社し木材の仕事に関わりました。
 その後東京府東京市本所区菊川町(木場から3km程)現在の墨田区菊川3丁目にある佐藤製材所の支店を昭和7年に買い取り吉田商店を開業しました。しかし昭和16年の太平洋戦争により佐藤製材所社員がつぎつぎ軍隊へ入隊し、昭和17年6月佐藤徳二郎氏が死去。その年の暮れには孫で社長の佐藤正徳氏も出征してしまった為佐藤製材所の責任者として復帰し、戦時統制下、石川島播磨造船所や昭和飛行機の仕事を続けましたが、昭和20年3月の東京大空襲により佐藤製材所も菊川の吉田商店も焼失し愛知県に避難しました。終戦後東京に戻り佐藤製材所の再建に取りかかったのは昭和21年秋で、昭和24年4月に佐藤製材所が軌道に乗ったところで同社を辞めて菊川町の吉田商店を再開しました。
 当時の営業品目は木曽の天然桧(通称尾州桧)専門の特注製材のいわゆる『地挽き』で、一般住宅の造作材から神社や仏閣材、変わったところでは南極の初代昭和基地を竹中工務店が建築する際、内装壁面パネルを竹中工務店の関連会社の朝日木工から注文を受け木曽桧の柾目で製材しました。
 昭和49年に木場、本所地域の材木問屋、製材所などが新木場へ一斉に移転し二代目松茂のころには米桧、台湾桧、米ヒバ、スプルースの天然木の特注製材へと樹種が増えて行きました。
 現在では新木場移転当時の材木問屋が1/6以下と激減した為、専門としている針葉樹の特注製材の他、広葉樹の引き合いも多く日本中はもとより世界から集まり新木場地域に入荷される様々な樹種を扱っております。
 おかげさまで令和4年で創業90年になりましたが、皆様の暖かいお力添えで現在に至っております。

店主啓白

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材木問屋 吉田商店
〒136-0082
東京都江東区新木場1-6-12

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hinokiya@trust.ocn.ne.jp

所属団体
東京木材問屋協同組合組合員 元理事
東京新木場木材商工協同組合組合員 元監事
本木場木材協同組合組合員 元理事長

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